Dark night of the soul Secret path to the Light

Merry Christmas!!!
2013-12-24 Tue 13:35




Merry Christmas!!!

太陽系最大の惑星、木星が、ベツレヘムの星のように輝く・・・
イヴの夜に、星狩りが大好きなキャロルを、お贈りいたします。

Veni Veni Emmanuel (Oh come, Oh come, Emmanuel)

「来たれ、インマヌエル」(日本語の賛美歌では「久しく待ちにし」)は、
もともと中世のラテン語聖歌で、救い主を待ち望む、切実な祈りです。
クリスマスを迎えるアドヴェントの期間に、広く歌われます。

「インマヌエル」とは、旧約聖書で、その誕生が預言された人物の名前。
ヘブライ語で、「主は、われらとともに」との意味です。

旧約時代、国を滅ぼされ、バビロンに捕囚された、イスラエルの民は、
メシア(救い主)の誕生に希望を繋いて、苦難の歳月に耐えました。


見よ、おとめが身ごもって男の子を産む。その名はインマヌエルと呼ばれる。
(旧約聖書・イザヤ書 第7章14節)



キリスト教ではこれを、イエス・キリストの誕生として解釈します。

世界で最初の、クリスマスプレゼントとは、
神が約束されたとおりに、人間を信じて、幼子の姿となり、
マリアとヨセフという貧しく若い夫婦に、自らを委ねた「託身」。

神さまが、ご自身を与えてくださったのだと・・・

どんなに高価な品物にも、どんなに美しい言葉にも勝る、最高の愛の証は、
自分の人生そのものを、相手のために差し出すこと。
神様が幼子となって地上に来られたというのは、つまりそういうことなのです。
今晩も、皆さんの上に、神様の祝福がありますように。
(2013年12月24日 片柳神父のツイッターより)


この意義を、いろいろ思い巡らす人もいれば、反発を感じる人もいますが、
クリスチャンか、他の宗教か、無神論者かは、問題ではありません。

ミッション系の中学に入学して、はじめてミサ聖祭に参列したとき、
担任だったシスターは、生徒たちに、こんな風におっしゃいました。

「みなさんのなかには、クリスチャンでない人のほうが多いし、
 特定の宗教をもたれている人も、もちろんいるでしょう。
 ミサに出たくない人がいるなら、申し出てください。
 でも一緒に、ミサに出席しても、キリスト教の神さまではなく、
 ご自身の信じる神さまに、お祈りしていただければ、いいのですよ」。


イエス自身も、他の宗教を否定するような人物ではありませんでした。

クリスマスを、家族と過ごす人も、ひとりで過ごす人も、
世界中がこの聖夜に、ひとつの祈りと喜びに包まれる・・・・・
どうかそのなかに、あなたのお祈りも、ご一緒に捧げてください。

世の不正や、虐げたらた人々の有り様を知ったとき、
心に感じる痛みは、神と人との、直接的な接触。
最も弱い者たちと、共にある神が、人間の愛と、助けを求める姿。
だからこそ大切なのは、子供たちを世話するときのような、
無条件の優しさ、慈しみと注意深さ、素直さと分かち合い。

闇のなかに光を、苦難のなかに希望を求めて歩む、
みなさま方の魂が、心をふるわせる祈りの歌と、
星辰のあいだで、極光をまとう大地につつまれて、
神の平和のうちに、心安らかに過ごせませすように。


kurisumasu.jpg
An infrared Spitzer Space Telescope image of NGC 2264
Credit: SIRTF/NASA/ESA.

クリスマスツリー星団(いっかくじゅう座。約2400光年)
冬の天の川のなかで輝く、双眼鏡でも見える星団(NGC2264)です。


Glory to God in the highest,
and on earth Peace,
good will toward men and women.

Amen




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別窓 | faith & prayer
星の聖痕
2013-12-09 Mon 00:54

12月6日の夜、参議院本会議において、『特定秘密保護法』が可決・成立。
不戦を誓った、日本国の心臓に、またひとつ毒矢が放たれた。

その瞬間を、インターネット中継で視聴した。
頭が真っ白になり、賛成・反対の票数さえ、聞き取れなかった。

人間にとって、もっとも大切なものは、自由だ。

とりあえず、さまざまな印象を、詩の言葉に託そう。
「この星に生きる、いのちのひとつとして」(山本太郎)。
まとまった感想は、できればまた後日に、あらためて。
今夜はすこし、静かな物思いに、ふけりたいのです。


おばか映画の、感動?シーンに流れるテーマの、静謐なピアノ・アレンジ。
Armageddonより、A Wing and A Prayer、他をどうぞ。






星の聖痕


夏は沈み、秋も過ぎ去り、月も、金星も姿を消した、
その夜の底は、暗く、冷たく、よそよそしかったか? 
真夜中は、隕石のように熱く、轟いて、闇を焦がした。
上気する大洋の幻ではなく、取り戻すべき明日が、肉眼で見えた。
あてなき夢や、うつろな瞳は、もうどこにもなかった。

どれほど打ち拉がれても、かならず立ち戻る。
地の息が霜となった朝、旅の彗星を滅してしまった、
あの太陽よりも、ずっと昔に、わたしの命を創られた、神のもとに。
千も万も吹き荒ぶ、世の嵐に抗しながら、あなたの園へ。
夕の風が吹くころ、だれにも隠れずに、もういちど自由に、
知識の果実ではなく、蒼穹の星に、両の腕(かいな)を伸ばすために。

自由の喜びに、胸を張って、歩いてゆこう。
やがて、弓矢も凍る季節がおとずれようとも、
逃げ出して、道に迷い、凍える友らを叱らず、励ましながら、
ひとりからひとりへ、手に手を握り、傷と傷とを重ね合わせて。
雪の衣を血に染めた、気高い姉妹たちを、悼みながら、
その日を恐れず、歴史の荒野に、光の種を、播き続けよう。
葬られた過去は、足音のように消え果てぬ、未来に埋められた地雷。
子どもたちの四肢が、千切れ飛ぶ前に、わが身を与えよう。

それから、どこまでも高く、限りなく上昇してゆこう。
この小さなふるさとだけが、いのちの棲家ではないのだから。
人はもう、鈍色の雨の野で、無心に花を摘む、悲しみの器ではなく、
火の衣を落とした、冬木立のように、威厳ある、七つの光を纏うだろう。
自由な魂は、風見の鶏に、道案内を頼まず、ただひとり立って、
神とともに歩み、いく世も明けぬ闇夜の、絶望と苦悩と不幸を、
すすんで肩に負い、海の極みを踏んで、重力に耐えぬくだろう。

あの月の面(おもて)に、どれほどの岩が、降りそそいだことか。
乳白の頬を、無慈悲に裂いた光条は、霊魂の消えない焼印。
人となり、人のあいだで生きた、神の受けた傷、流した血。
いくたびも混乱し、破壊され、人の罪業に、滅びかけた世界は、
聖痕に焼かれた女たち、男たちの、絶えざる祈り、屈せぬ闘いに、
ようやく赦され、救われ、贖われて、朝のように生まれ変わる。
人知れず、犠牲は成し遂げられ、世界は更新される。

奇跡の星に生まれて来る、まだ見ぬ、子どもたちよ。
天の十字架が、風の大地に突き刺さる、美しい冬の夜よ。


milky-way-from-earth-500x312.jpg
Image of Milky Way behind Earth. Author unknown.




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